12月のお知らせ
朝夕の冷え込みとともに、冬が近づいてきたのを感じますね。
11月のお知らせで取り上げた「猫風邪」の猫ちゃんが、ここ2週間くらいで多く来院されました。
人間でもこたえる寒暖差です。動物たちの体調の変化にもよく注意してあげてください。
さて、寒い時期に増える病気は風邪だけではありません。
今回のお知らせでは「尿道閉塞」を取り上げています。
人間では尿管結石や腎結石で知られていますが、犬でも猫でも同様の疾患が存在します。
動物たちは寒くなると水を飲む量が減るため尿量が減り、もともと腎結石や膀胱結石などが存在する子で発症しやすいと考えられています。
人間でも有名ですが尿道閉塞の痛みは尋常ではなく、すぐに腎不全や膀胱破裂などを引き起こす可能性があり命に関わる病気です。
症状としては、
・何度もトイレに行くが出ない
・ぽたぽた尿が垂れる
・落ち着かない、うろうろして鳴いている
・突然の食欲廃絶、嘔吐、元気消失 →ここまでくると緊急事態です
できれば完全に閉塞する前あるいは閉塞して間もなく来院して処置を受けるのが理想です。
動物たちの排尿の様子にはこの時期特に気を付けてあげてください。
<年末年始の診察予定について>
12/28(土) 通常通り(午後は14時~17時)
12/29(日) 休診
12/30(月) 予約診療
12/31(火) 予約診療 ※午前のみ
1/1(水) 休診
1/2(木) 休診
1/3(金) 休診
1/4(土) 通常通り(午後は14時~17時)
1/5(日) 休診
業者もお休みに入るところが多いので、お薬やフードの注文は早めにお願いします。